年齢条件による割り引き - 自動車保険の保険料は、 こうして決まる!
4.運転する人を限定すると保険料は安くなる
前に説明しましたように、友人・知人が運転する場合に、臨時運転者特約をセットするのは、保険料を加算する代わりに 補償の範囲を広げるという考え方なのですが、これとは逆に補償の範囲を限定すれば、保険料は安くなるはずですよね。 この考え方が、運転者限定特約と呼ばれるものです。
「運転する人を限定すると保険料が安くなる」というコマーシャルの通り、運転する人の続柄によって保険料に違いが 出てくるのが、最近の自動車保険の特徴です。ただし、全社共通ではなく、限定できる運転者の範囲のバリエーションは 保険会社、保険商品によって異なります。同一の保険会社でも保険商品によって異なる場合もありますが、新しい商品では こうした限定のバリエーションが多くなっているようです。
このバリエーションを順に説明していきましょう。まずは、ほとんど全ての保険会社で用意しているのが、「運転者家族 限定特約」です。この特約をセットすると保険料が安くなる代わりに、家族以外が運転する事故に対しては保険金が 支払われません。家族に含まれる範囲は、被保険者(主に運転する人)、配偶者、同居の親族、別居の未婚の子という のが一般的なパターンです。
もう少し詳しく説明しますと、配偶者は別居していても家族に含まれます。同居の親族、別居の未婚の子は、被保険者と 同居でも、配偶者と同居でも家族に含まれます。たとえば、妻子と離れて単身赴任中のお父さんがいる場合の夫婦と子供は、 別居の配偶者と配偶者の同居の親族ということになりますので、全員が家族として扱われることになります。
さて、ここで搭乗する「親族」とは、どういう範囲を指すのでしょうか? 規定によると、「6親等内の血族」、「配偶者」、 「3親等以内の姻族」とされています。おおまかに言うと、本人方の親族では、またいとこまで、配偶者方の親族では、おい、 めい、曽祖父までが含まれます。かなり幅の広い定義になっています。
次に、もっと踏み込んだ運転者限定のバリエーションについて説明しましょう。ここは保険会社、保険商品ごとに、異なって いるのですが、主なところでは、「本人限定」、「夫婦限定(本人+配偶者限定)」、「許諾者限定」、「記名限定」などが あり、それぞれ、最若運転者の年齢に合わせて運転者年齢条件を設定することと整合性を図って設定することとなっています。
このあたりを、複数の保険会社にまたがって説明できる代理店は少ないのが実情ですが、通販代理店のコールセンタに 問い合わせるか、インターネットの比較見積りサイトなどを活用するとよいでしょう。